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A型事業所が自分に合っていない気がする・・・
おかしいと思うのは自分だけ?
A型事業所も会社と同じく、人間関係や仕事内容での相性は存在します。
合わない場合は、他のa型事業所であったり、一般就労を目指すなど方向性を変えてみるのもアリですよ。
知識と能力の向上を図り、就労をするA型事業所。企業に属さない働き方といっても、簡単にできるわけではありません。
企業と同様、「人間関係が難しい」というケースも多いです。
今回はA型事業所が「おかしい」と思われるケースと、A型事業所でなく一般就労を目指す場合に取るべき行動を紹介します。
・就労移行支援
・ハローワーク
・転職エージェント
※障害者雇用・障害者枠での就労は、「障害者手帳を所有している方のみ」が対象となっています。手帳を所有していない方は、一般枠の就労サービス・エージェントを利用しましょう。
・首都圏・関西マイナビパートナーズ紹介 (おすすめ)
・全国dodaチャレンジ
・首都圏+大阪障害者雇用バンク
上記の3つをフル活用して、より良い職場とお給料を手に入れよう!
A型事業所がおかしいといわれる理由は?
A型事業所を検索すると、「おかしい」という検索キーワードが出てきます。
実際に「おかしい」といわれる理由にはどのようなものがあるのでしょうか?
まとめると、下記の3点になります。
- 職員との相性が悪い
- 利用者との人間関係が悪い
- 仕事が単調すぎる
おかしいといわれる理由1:職員との相性が悪い
A型事業所には「就労支援員」といわれる支援員の方々がいます。
一応職員という扱いではありますが、会社でいう「上司」みたいな存在です。
Yahoo知恵袋のコメントなどを参考にすると、「高圧的」「距離感がつかめない」「無視された」という口コミが何件か見られました。ほかにも、作業所の雰囲気自体が合わないというケースも見受けられます。
ex.) 作業室内で就業時間中にずっとFMラジオを流していて・・・|おしえて!仕事の先生
国の補助金で運営されている施設なのでなおさら、そういうところが目に付きますよね。
職員・事業所との相性が悪い場合は、他のA型事業所を探して自分との相性がいいところを探すのが良いかと思います。
必ずそこでないといけない理由がないなら、会社と一緒で移動するのもありだよ。
おかしいといわれる理由2:利用者との人間関係が難しい
2つ目の理由が利用者との人間関係です。
A型事業所へ通っているのは複数人であるため、利用者間のトラブルは一定数あります。
ここからは筆者の個人的な意見ではありますが、利用者間のトラブルで話し合いで解決するならなるべく在籍したままの方が良いかと思います。
一般就労を目指している方なら、なおさら働く訓練にもなるので、これも経験と思って過ごすようにしてみるのもおすすめ!
どうしても難しい場合は、前述したように他のa型事業所への移動も考えてみましょう。
おかしいといわれる理由3:仕事が単調すぎる
おかしいといわれる3つ目が「仕事が単調すぎる」という理由です。
A型事業所はその性質上どうしても雑用の仕事がメインになります。
そのため、「仕事が単調すぎて暇=苦痛」という方も一定数いらっしゃいます。単調な仕事が合っているかは人によるので、合わない場合は一般就労への移行へチャレンジするのをおすすめします。
ここからは、A型事業所から一般就労を目指す方に「どうやって求人を探していくのか」を紹介します。
A型事業所でなく、一般就労を目指す3つの方法
A型事業所から、もしくは今すぐに一般就労を目指すには大きく3つの方法があります。
- 就労移行支援
- ハローワーク
- 転職エージェント
上記の3つは同時並行で利用することが可能ですので、就職率を上げたい場合には必ず並行するようにしましょう。
就労移行支援で就業訓練を行う
就業経験が少ない方ないし就業経験がない方におすすめなのが「就労移行支援」です。
就労移行支援とは「障害をお持ちの方が就労するための訓練を行う学校」のようなところで、PCスキルからコミュニケーションスキルまで幅広い分野を学習することが出来ます。
就労移行支援は事業所によって学習できる内容が異なり、事業所によってはWEBデザインやプログラミングを学習できる事業所もあります。
利用期間は一生に2年だけ(自治体によっては延長することも可能)と、とても貴重な機会ですので、必ず複数の事業所を見学して決めるようにしましょう。
ハローワークで仕事を探す
障害や病気の配慮を持ちながら仕事を探す場合、障害者雇用の就労が一般的です。
そして障害者雇用の求人を探すのに真っ先に思い浮かぶのが「ハローワーク」かと思います。ハローワークは中小企業を中心とした求人が圧倒的に多くなっています。
しかし一方で給与水準やどの障害を持った方がいるかは、応募者側からわからないようになっています。そこで活用すべきなのが転職エージェントです。
転職エージェントでより良い条件の求人を探す
転職エージェントは各障害の採用実績の情報を得ることができ、また在宅勤務など働き方も多種多様となっています。
エージェントの利用は「無料」となっており(就職先からお金をもらっているので)、気軽に活用できる点のメリットが大きいです。
登録したから必ず就職しなければいけないという訳ではないので、まずは相談をしてみてはいかがでしょうか?
※障害者雇用・障害者枠での就労は、「障害者手帳を所有している方のみ」が対象となっています。手帳を所有していない方は、一般枠の就労サービス・エージェントを利用しましょう。
・首都圏・関西マイナビパートナーズ紹介 (おすすめ)
・全国dodaチャレンジ
・首都圏+大阪障害者雇用バンク
自分に合った仕事と会社を目指して求職活動をしよう!
さいごに|おかしい?a型事業所まとめ
今回はA型事業所が「おかしい」といわれている理由と、一般就労を目指す方法を紹介しました。
筆者の個人的なおすすめとしては、就労移行支援で経験を積んでから障害者雇用で転職することをお勧めします。障害の特性を勉強しつつ、仕事と障害との両立を頑張っていきましょう。
番外編:障害別!自分に合った仕事の探し方編
障害別おすすめの仕事は、当サイトのほかのページで紹介しているので是非ご覧ください。
A型事業所に関するQ&A
A型事業所とは
A型事業所とは、上記の対象者に対して雇用契約を結び、「就労の機会の提供及 び生産活動の機会の提供その他の就労に必要 な知識及び能力の向上のために必要な訓練その他の必要な支援を行う」場所です。
一般的にはA型事業所での知識・能力の向上を通して、一般就労などへの移行を目的としています。
ただし、現実的にはA型事業所からの一般就労は難しいといわれているよ。詳しくは後で説明するね。
A型事業所の給与は?
令和2年度のA型事業所平均工賃(賃金)は月額79,625円、時間額になおすと899円と前年同期と比べると約1%上昇しています。
一人暮らしには心もとない金額ですので、障害年金の受給が前提となった賃金設定と言えます。
参考:厚生労働省(リンク)
A型事業所の仕事内容は?
A型事業所の仕事内容は、事業所によって異なります。
- PCによるデータ入力
- 喫茶店のスタッフ
- デザイン・イラスト加工
- 農作業
- 清掃など
事業所でどのような作業を行っているかを知りたい方は、その事業所に連絡をして、見学の申し込みをすることをお勧めします。
同じ作業内容でも事業所によって雰囲気は異なるから、絶対に見学させてもらおうね!
A型事業所とB型事業所との違い
A型事業所 | B型事業所 | |
雇用契約 | 原則必要 | 原則なし |
平均賃金 | 79,625円 | 15,776円 |
利用期間 | なし | なし |
A型事業所とB型事業所の大きな違いは、「雇用契約の有無」と「賃金の違い」です。a型事業所は一般的に週5勤務である一方で、B型事業所は週1~の勤務が可能なので平均賃金は低い傾向にあります。
利用期間はどちらも「なし」となっています。
A型事業所の利用料金は?
就労継続支援A型事業所での利用料金は、世帯収入と事業所への通所日数によって異なります。詳しくは下記の表をご参照ください。
| 世帯の収入 | 負担上限月額 |
---|---|---|
生活保護 | 生活保護受給世帯 | 0円 |
市民税非課税 | 市町村民税非課税世帯 | 0円 |
一般1 | 市町村民税課税世帯(所得税16万円未満※1) ※入所施設利用者(20歳以上)、グループホーム、ケアホーム利用者を除く※2 | 9,300円 |
一般2 | 上記以外 | 37,200円 |
※1:収入が概ね600万円以下の世帯が対象になります
※2:入所施設利用者(20歳以上)、グループホーム等利用者は市町村民税非課税世帯の場合、「一般2」
A型事業所から一般就労へ行くことは可能?
厚生労働省の資料によると、A型事業所のサービス利用終了者(退職者含む)に占める一般就労への割合(移行率)を見ると約25.1%と、全体の4分の1が一般就労へ移行しているのが分かります。
全体の割合と比較すると少ないものの、b型事業所と比べて2倍の数となっています。
一方で就労移行支援は54.7%と半数以上が一般就労へ移行しています。
一般就労を目指すのであれば、就労移行支援がいいかもね。
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就労移行支援の比較
就労実績 | 定着率 | 事業所数 | 対応エリア | 対象障害 | |
---|---|---|---|---|---|
LITALICOワークス | 累計就職者数10,000名以上 | 90% | 110か所以上 | 北海道 / 仙台 / 栃木 / 埼玉 / 千葉 / 神奈川 / 東京 / 静岡 / 愛知 / 京都 / 大阪 / 兵庫 / 岡山 / 広島 / 福岡 / 宮崎 / 沖縄 | 精神・発達・知的・身体・難病 |
Kaien | 累計就職者数1,400名以上 | 94.9% | 14か所 | 東京 / 神奈川県 / 埼玉 / 大阪 | 発達 |
ミラトレ | 就職率85% | 90% | 14か所 | 東京 / 神奈川県 / 千葉 / 埼玉 / 大阪 / 兵庫 / 愛知 | 精神・発達・知的・身体・指定難病 |
atGPジョブトレ | 1事業所当たり24名(年間) | 91.4% | 7か所 | 秋葉原 / 大手町 /お茶の水/ 横浜 / 梅田 | うつ症状・発達・統合失調症・聴覚障害・難病 |
ココルポート | 累計就職者数2,400名以上 | 88.2% | 60か所以上 | 東京 / 神奈川県 / 千葉 / 埼玉 / 福岡 | 精神・発達・知的・身体・指定難病 |
welbe ウェルビー | 累計就職者数5,032名以上 | 89% | 97か所以上 | 東京 / 神奈川 / 千葉 / 埼玉 / 高崎 / 宇都宮 / 静岡 / 愛知 / 大阪 / 京都 / 兵庫 / 岡山 / 広島 / 松山 / 福岡 / 熊本 / 鹿児島 / 札幌 / 仙台 / 新潟 | 精神・発達・知的・身体・指定難病 |
d-career ディーキャリア | 非公開 | 93.4% | 70か所以上 | 東京 / 神奈川県 / 千葉 / 埼玉 / 大阪 / 愛知 / 福岡 | 発達 |
障害者専門転職エージェント
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当サイトの参考リンク
就労移行支援・就労定着支援に係る報酬・基準について:厚生労働省
障害者の雇用支援:高齢・障害・求職者雇用支援機構
障害者雇用の現状:文部科学省
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