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工賃も発生?フロンティアリンクキャリアセンターの口コミ・評判|就労移行支援

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フロンティアリンクキャリアセンターって実際どうなの?

クーさん
クーさん

IT特化の就労移行支援です。定着率は大手と比べると少し低めかも・・・。

在宅での受講ができる点は良いね!

結論

フロンティアリンクキャリアセンターはエンジニアへの就職も目指せる就労移行支援です。
定着率はそこまで高くはないので、気になる方はより大手の就労移行支援がオススメ!

特徴や口コミを見ていきましょう!(目次をタップできます。)

フロンティアリンクキャリアセンターとは

フロンティアリンクキャリアセンターは、IT特化の就労移行支援の1つです。

ITに特化した内容だけでなく、リモートでの就労を希望される方に向けた専用のプログラムが用意されています。

ITに特化した就労移行支援としては、ほかにatGPジョブトレIT・Webがあります。こちらは約30万のデジタルハリウッドの教材を無料で使うことが出来る上に、ポートフォリオ(制作作品)の制作活動も積極的に行っていますので、是非チェックしてみてください。

atGPジョブトレIT・Webへ

フロンティアリンクキャリアセンターのプログラム内容は?

フロンティアリンクで受講できるプログラムは主に2つあります。

どちらのコースであっても、常駐する講師にいつでも質問できますので、初心者の方でも安心して通うことが出来ます。

IT/WEBエンジニアコース(Aコース)

ホームページやスマホのアプリを作成するエンジニア育成コースです。

WEBデザインなどを行うHTML/CSSからシステムを組むPHPまで幅広く学習できます。

目指す就職先によって学習するコンテンツを変えていきましょう。

学習内容は主に下記のとおりです。

学習内容

・HTML/CSS

・JavaScript

・PHP

オフィススペシャリストコース(Bコース)

事務系必須のスキルといえるMicrosoftOfficeに特化したコースです。

「ITに特化した就労移行支援だからわたしには向いてない」という人でも大丈夫!事務系に必要なITスキルも身に着けることが出来ます。

事務職でも手作業での工数を削減するためにマクロやAccessは必須ですので、この機会に勉強してみましょう。

学習内容

・Word

・Excel

・PowerPoint

・Access

・マクロ・VBA

フロンティアリンクキャリアセンターの利用料金は?

フロンティアリンクキャリアセンターは多くの方が無料で通所されています。
実際の利用料金は、一般的な就労移行支援通所にかかる金額と同じです。

具体的には、こちらの表をご参照ください。

世帯の収入負担上限月額
生活保護生活保護受給世帯0円
市民税非課税市町村民税非課税世帯0円
一般1市町村民税課税世帯(所得税16万円未満※1)
※入所施設利用者(20歳以上)、グループホーム、ケアホーム利用者を除く※2
9,300円
一般2上記以外37,200円
※1:収入が概ね600万円以下の世帯が対象になります
※2:入所施設利用者(20歳以上)、グループホーム等利用者は市町村民税非課税世帯の場合、「一般2」

自己負担がある場合でも、自治体によっては助成金がある場合もあります。
気になる方は是非自治体に問い合わせてみてください。

フロンティアリンクキャリアセンターの利用者傾向は?

障害種別

公式HPのデータを見ると、利用者の障害種別は上記の通りです。

このグラフを見ると精神障害・発達障害が多い就労移行支援なの?となりそうですが、一般的な就労移行支援も同様に精神障害・発達障害が7~8割を占めています。

そして、フロンティアリンクキャリアセンターは各障害に特化した就労移行支援という訳ではないのでどの障害の方でも通うことが出来ます。

発達障害やうつ病に特化した就労移行支援をお探しの場合は、atGPジョブトレをオススメします。こちらは各障害に特化することで、就労に向けたプログラム内容が異なり、より障害特性を理解できます。

年代別

by age
出典;フロンティアリンクキャリアセンター

年齢を見ると20代から30代が7割を占めるようです。

40代50代は少なめですが、これはほとんどの就労移行支援で同じ傾向にあるのであまり気にしなくていいと思います。

また、年齢層は各事業所によっても異なりますので、必ず見学をして自分の目で確かめましょう。

フロンティアリンクキャリアセンターの就労実績は?

定着率

the stability of the work force
出典;フロンティアリンクキャリアセンター

定着率は82%です。(就職後6カ月平均)

一般的な各障害ごとの定着率は下記のとおりですので、こちらと比較すると少し高めであることがわかります。

大手の就労移行支援ですと90%を超えることも多いですので、定着率を気にされる方はこちらの記事を参考に就労移行支援を探してみてください。

1年後の就業後定着率(厚生労働省より)
身体障がい者
約60%
知的障がい者
約68%
精神障がい者
約49%
発達障がい者
約71%

職種

Occupation
出典;フロンティアリンクキャリアセンター

就職先の職種はIT系が40%前後と、IT特化の就労移行支援としては少ないかもしれません。

コースとしては事務職へ就職するものもありますが、はっきりとIT系に就職したいという方はatGPジョブトレIT・Webなどをおすすめします。

atGPジョブトレIT・Webの詳細へ

雇用形態

Employment status
出典;フロンティアリンクキャリアセンター

雇用形態は上記のとおりです。

障害をオープンにしての就職は60%程度となっています。

就労移行支援に通ったからと言って必ずしもオープンにする必要はないですので、クローズの就職先を見つけることは可能です。

他の就労移行支援でもこの点は同様ですので、あまり気にしなくても良い点ではあります。

おすすめ?フロンティアリンクキャリアセンターの3つの特徴とメリット

在宅勤務(テレワーク)専門のプログラムの実施

フロンティアリンクキャリアセンターの独自のプログラム、「ライブラーニング(R)」を利用したe-ラーニングが特徴です。

自分のペースですすめることが出来るビデオでの視聴と、個別サポートも可能なシステムが組み合わさっているので、通所と変わらない学習を進めることが出来ます。

1日、朝夕と必ず講師が遠隔で確認をとるので、毎日振り返りつつすすめられるのが良い点ですね。

また、画面共有によって不明点はその場で調べ、解決できます。

工賃が発生するインターンがある

技術の学習だけでなく、「インターン実習」として工賃が発生する実習もある点がフロンティアリンクキャリアセンターの特徴です。

就労移行支援は一般的に工賃が出るところが少なく、金銭面での負担が気になる方も多いと思います。

その点、工賃が出るということは大きなメリットです。

昼食・交通費に関しては公式HPへの記載がないので今後調べる予定です。

メンタルケアプログラムの提供

フロンティアリンクキャリアセンターでは、最低1名の精神保健福祉士や公認心理士などの専門資格を持つスタッフが常駐しています。

また、精神科医やカウンセラーの方々の監修の基、メンタルケアプログラムも提供しています。

メンタルケアプログラムの内容は下記のとおりです。

  • アンガーマネジメント
  • アサーティブコミュニケーション
  • 傾聴
  • 認知行動療法
  • ヨガ
  • 個別カウンセリング

うつ病など精神障害が重い方は、就職にあたってメンタル面でどう対応していくか不安ですよね。フロンティアリンクキャリアセンターであれば、専門スタッフによるプログラムを受講可能ですので、メンタル面の強化・スキルアップにつなげることが可能です。

やばい?フロンティアリンクキャリアセンターの2つのデメリット

就労実績が高いとは言えない

フロンティアリンクキャリアセンターの定着率は80%前半、とそこまで高くありません。

また、転職エージェントとの連携などもないので就職ネットワークとしては少し弱く、ハローワークを活用しての就職が主になります。

大手の就労移行支援によっては、障害者枠転職エージェントを運営しているところもあるので、就職に力を入れたい!という方にはそちらがオススメです。

転職エージェント→就労移行支援(例)

発達障害など障害に特化していない

フロンティアリンクキャリアセンターは、利用者の傾向として精神障害の方が多いものの、そこに特化しているわけではありません。身体障害の方も利用することが出来ます。

一方で、障害に特化してないということはその障害特性に関する授業などは行っていないということになります。

障害全般的な内容はありますが、各障害を深堀しないということですので、発達障害などをより深く理解したい方にはお勧めできません。

発達障害特化の就労移行支援をお探しの方は、atGPジョブトレをぜひご覧ください。定着率も高く、転職エージェントのノウハウを活かした授業が売りで、就職支援に力を入れています。

フロンティアリンクキャリアセンターの良い口コミ・評判

動画を見ながら自分のペースで黙々と進められるのが良かった。 その動画自体もゆっくり丁寧でわかりやすく、納得して理解を進めることが出来たと思う。 ただあまりにも初歩的なところから進めてもらえるのはありがたいが、 もう少し応用的な難しいところも習得したいなぁと思ってしまう部分もあったように思う。

フロンティアリンクキャリアセンター公式HP

独学で行っていたプログラミングでしたが、キャリアセンターに通い基礎からしっかりと学ぶことができました。 その後はデザインにも興味の幅が拡がり、イラストレーターを学習し地図を作製することもできました。 今は就職に向け、しっかりと準備を整えています。

フロンティアリンクキャリアセンター公式HP

発達障害の特性を活かした仕事に就きたいと思い、プログラミングの勉強をし始めた矢先に出会えたのが、こちらのフロンティアリンク様でした。 座学のみならず、実戦形式の課題もさせて頂けることや、就職活動に向けた人材会社様との接触やポートフォリオのチェック等も親身になってして頂けることが心強かったです。

フロンティアリンクキャリアセンター公式HP

フロンティアリンクキャリアセンターの悪い口コミ・評判

フロンティアリンクキャリアセンター辞めてしまいました。

障害者雇用枠でも
面接官「成果物持ってきてないの?何しに来たの?」
でしたので。

就労移行支援事業所&職業訓練校と、プログラミングスクールとの差は、オリジナルポートフォリオ制作の協力体制の差ですね。

Twitter

フロンティアリンクキャリアセンターの事業所一覧

北海道にある事業所
札幌

宮城にある事業所
仙台

東京にある事業所
東京木場

神奈川にある事業所
横浜 / 横浜青葉台

愛知にある事業所
名古屋

新潟にある事業所
新潟

大阪にある事業所
大阪なんば

岡山にある事業所
岡山

広島にある事業所
広島

福岡にある事業所
福岡 / 博多駅前

さいごに

今回は、フロンティアリンクキャリアセンターの評判・口コミを紹介しました。

利用者目線での感想を述べると、在宅訓練を受けれるので体調が安定しない方にはおすすめです。一方で、転職エージェントのとの連携などがないのは少し残念です。

他の就労移行支援では、転職サービスと連携している、大手への企業実習があるところもございますので、見学を通して自分の目で見極めてみましょう。

フロンティアリンクキャリアセンターのほかにも、実際に見学しておすすめの就労移行支援をまとめていますので、是非ご覧ください。

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就労移行支援の口コミ・評判まとめ

障害特化型就労移行支援

総合型就労移行支援

IT特化型就労移行支援

就労移行支援の比較

就労実績定着率事業所数対応エリア対象障害
LITALICOワークス累計就職者数10,000名以上90%110か所以上北海道 / 仙台 / 栃木 / 埼玉 / 千葉 / 神奈川 / 東京 / 静岡 / 愛知 / 京都 / 大阪 / 兵庫 / 岡山 / 広島 / 福岡 / 宮崎 / 沖縄精神・発達・知的・身体・難病
Kaien累計就職者数1,400名以上94.9%14か所東京 / 神奈川県 / 埼玉 / 大阪発達
ミラトレ就職率85%90%14か所東京 / 神奈川県 / 千葉 / 埼玉 / 大阪 / 兵庫 / 愛知精神・発達・知的・身体・指定難病
atGPジョブトレ1事業所当たり24名(年間)91.4%7か所秋葉原 / 大手町 /お茶の水/ 横浜 / 梅田うつ症状・発達・統合失調症・聴覚障害・難病
ココルポート累計就職者数2,400名以上88.2%60か所以上東京 / 神奈川県 / 千葉 / 埼玉 / 福岡精神・発達・知的・身体・指定難病
welbe
ウェルビー
累計就職者数5,032名以上89%97か所以上東京 / 神奈川 / 千葉 / 埼玉 / 高崎 / 宇都宮 / 静岡 / 愛知 / 大阪 / 京都 / 兵庫 / 岡山 / 広島 / 松山 / 福岡 / 熊本 / 鹿児島 / 札幌 / 仙台 / 新潟精神・発達・知的・身体・指定難病
d-career
ディーキャリア
非公開93.4%70か所以上東京 / 神奈川県 / 千葉 / 埼玉 / 大阪 / 愛知 / 福岡発達

障害者専門転職エージェント

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当サイトの参考リンク

就労移行支援・就労定着支援に係る報酬・基準について:厚生労働省

障害者の雇用支援:高齢・障害・求職者雇用支援機構

障害者雇用の現状:文部科学省

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