VRを使った最新授業！LITALICOワークス（リタリコワークス）にいってみた|口コミ・評判徹底調査！就労移行支援

LITALICOワークス（リタリコワークス）って障害の特化コースがないんでしょ？

クーさん

LITALICOは障害理解の授業に力を入れています！

発達障害の利用者も多く、就職実績はとても高いですよ。

実際に見学に行き、授業や利用者を見てきました。
LITALICOワークス（リタリコワークス）は、障害の特性理解に力を入れており、なにより就業実績がとてもいいです。

企業インターンの数は4,500か所以上、なんと定着率は90％と高い数値を誇っています。

就労移行支援を探している方には是非チェックしてほしい事業所です！

LITALICOワークス（リタリコワークス）の口コミ・評判

実際に見学・通所されていた方の口コミを集めました。
＜Googlemapやtwitterより＞

悪い評判では、事業所のスタッフの質や態度によるものが多かったです。大きな会社ですので、すべての事業所の質が担保されているわけではないように思います。

一方でよい評判では、就職後の定着支援やカリキュラムの内容、雰囲気の良さが挙げられます。悪い評判取り上げられていたスタッフの質も、事業所によっては好評なようです。

クーさん

地元の事業所は順番待ちになるほど人気だったから、早めに予約しておくのが吉だよ。

LITALICOワークス（リタリコワークス）とは

LITALICOワークスは、全国に展開する「通所型」の就労移行支援事業所です。

障害名に制限はなく、どの障害の方でも1人1人に合わせたサポート体制が特徴となっています。

運営しているLITALICO（リタリコ）とは？

LITALICOワークスを運営しているLITALICO（リタリコ）は、

「障害のない社会をつくる」をビジョンに掲げ、障害に関するに事業をメインに行っている会社です。

2021年に東証プライムに上場しており、会社としての経営の安全性があるのがわかります。（※東証プライムは安定的かつ収益基盤・財政状態が優れている企業が選定されます。）

主な事業内容として、

があります。

創業2005年と比較的新しい会社でありながら、非常に幅広く事業を手掛けていることがわかります。従業員数もグループ全体で3,000人程度なので、今急成長している企業の一つと言ってもいいでしょう。

現時点では個人情報の流出などといった騒ぎもないため、とてもクリーンな会社です。
（実は障がい者転職で有名なatGPは個人情報流出事件も・・・）

LITALICOワークス（リタリコワークス）の利用金額は？

LITALICOワークスは多くの方が無料で通所されています。

実際の利用料金は一般的な就労移行支援通所にかかる金額と同じです。
具体的にはこちらの表をご参照ください。

自己負担がある場合でも、自治体によっては助成金が出る場合もあります。気になる方は是非自治体に問い合わせてみてください。

LITALICOワークス（リタリコワークス）の就労実績は？

LITALICOワークスの年間就労人数

累計するとおよそ10,000名以上の就職者数とかなりの数の人を就職に結びつけていることがわかります。

※事業所ごとの就業実績の記載はないので、見学の際はぜひ確認してみてください。例えば、最近の就職先は？1年に何人くらい？と事業所によって数が違うのでチェックは大事です！

また、LITALICOワークスはatGPジョブトレやミラトレと異なり、全国に事業所を展開しています。有力な候補としてあげられる事業所との違いはそのネットワークの広さなので、ぜひ見学して体験してみてくださいね。

LITALICOワークスの定着率

就職6カ月目の定着率はおよそ90％。

下記のグラフを見ると着実にその数字を伸ばしていることがわかります。

一般的な各障害を持つ方の定着率は下のグラフの通りです。

残念ながら半年の数値を政府が公開していなかったので確認できなかったですが、LITALICOワークスの定着率が比較的高い水準であることがわかります。

LITALICOワークスの就労実績

LITALICOワークスのHPに記載されている就職データを見ていきましょう。

障害種別

障害種別で見ると、精神障害、発達障害が全体の75％以上を占めていることがわかります。

企業規模別

1000名以上の企業が48.1％と約半数を占めます。

詳しい内訳まで公式HPに載っていないですが、一般企業に就職するだけでなく特例子会社への就職もあるそうです。

特例子会社は、障害を持った方が働きやすいように配慮された仕事場であることが多いのでそちらを希望される方はその旨をぜひ見学で伝えてみてください。

職種別

LITALICOワークスで就職できる職種は多岐にわたります。清掃、軽作業から経理などの事務まで幅広いです。

業種や規模

LITALICOワークスから就職できる業種は多岐にわたります。

紹介されているものをまとめると下記のとおりです。

実際の就職先

LITALICOワークスから就職された企業先を見ていきましょう。公式HPで紹介されたものをまとめました。

LITALICOワークス（リタリコワークス）の3つの特徴とメリット

200以上のオリジナルプログラム

アサーティブコミュニケーションなどのコミュニケーションスキルに関するプログラムから、職務経歴書の書き方、企業インターンまでおよそ200種類以上のプログラムが存在します。

1カ月のスケジュールなどは決まっていますが、その人の症状や希望によって見学したり参加したりとプログラムを選択することが可能です。

しかも最近ではなんとVRで就職トレーニングができます（一部の事業所のみ）

「JobStudio（ジョブスタジオ）」と呼ばれる能動的なトレーニング可能なVRを開発、現在は運用に至っています。

ピッキング・料理・仕分けなどの作業を行うことで、優先順位や記憶力を解析し、個人の得意不得意をデータで導きだします。

新しい技術を用いたプログラムを導入してる就労移行支援は珍しいですね！

参考：LITALICOワークスとビーライズが共同開発。就労トレーニング用VRソフトウェア「JobStudio（ジョブスタジオ）」

4500か所以上の企業インターン

LITALICOワークスの企業インターンは2019年4月時点で全国に4500か所以上となっています。

実習内容は下記のとおりです。

最近できたばかりであったり、事業所数が少ない就労移行支援の場合、提携する企業インターンがとても少ないことが多いです。

わたしが通っていたところは、企業インターンで行けるところがわずかしかなく、とても遠い場所で通勤が大変でした。

企業インターンは通勤の練習にもなりますが、毎日通える範囲内・通勤しやすい経路の会社があるとは限りません。出来る限り多くの企業と提携している方が安心してインターンに行けますね。

定着支援サポート

通常就労移行支援は就職後6カ月定着支援を行うよう指定されています。（もちろん希望しないこともできます。）

LITALICOワークスでは、入社に際して定着支援の内容を検討し、支援計画書を作成します。

そして関連機関と就職先の企業と連絡を取り合い、障害の特性や業務の指示方法などをレクチャーするという仕組みをとっているそうです。

定期的に面談をすることで、就職者の方の負担を下げることにもつながります。なお、6カ月目以降の支援も行っており、その場合は最長3年定着支援のサービスを受けることが出来ます。

※7カ月目からは収入状況や利用する事業所によって利用料が変化します。定着支援について詳しく知りたい方は自治体にお問い合わせください。

LITALICOワークス（リタリコワークス）の2つのデメリット

交通費・昼食代が出ない

LITALICOワークスでは、交通費・昼食は支給されません。

就労移行支援によっては交通費や昼食が支給されるものも存在します。

毎日通うと結構な金額になるので、その負担をできるだけ下げたい場合は自治体に相談するか（交通費の補助が出る場合もあります）、他の就労移行支援に通う方がよさそうです。

特定の障害専門ではない

就労移行支援によっては、発達障害特化などある特定の障害に特化したものもあります。

例えば、同じ障害を持つ人と悩みを共有したい、参考にしたい場合にはそちらの方がいいでしょう。

特定の障害に特化したコースがある就労移行支援で有名なのは【atGPジョブトレ】です。詳しくは下のリンク先をご覧ください。

【見学してみた】オフィスカジュアル必須？atGPジョブトレ|口コミ・評判徹底調査！就労移行支援

LITALICOワークス（リタリコワークス）はどこにあるの？

LITALICOワークス（リタリコワークス）を実際に見学してみた！その感想は？

LITALICOワークスに実際に行ってみた

わたしが見学したのは、関西圏にあるLITALICOワークスです。

実際に見学したオフィスがきれいで、その頃は利用者が8人ぐらいいました。

壁側にパソコンがあり、パソコンで就活やMOSの勉強されている方とホワイトボードに向かって席について授業を受けている方とわかれていました。

当時はコロナもなかったですが、とても広々とした明るい部屋だったのが印象に残っています。

LITALICOワークスの授業やカリキュラムは？

カリキュラムは自己理解に関しての事業を見学させていただきました。

紙に自分の今までの生い立ちであったりを時系列でまとめて、自分の得意なことや苦手なことを理解していく授業です。個人的な内容をまとめるので他の利用者さんとの話し合いであったり交流はなかったなという印象です。

1カ月のプログラムを見せてもらうと、バルーンを使ったコミュニケーション研修のようなアクティビティもあるようでした。

就労移行支援というと「授業」といった形でテキストとノートを使うことも多いのですが、LITALICOワークスは実際に動いたり話したりして体感するプログラムが多いように感じました。

LITALICOワークスの利用者やその服装は？

利用者はみなさん、私服で通所されていました。

スタッフに聞いても特に服装の指定はなく、自由な格好で来て良いそうです。（もちろん常識の範囲内でですが）

年齢層は幅広く、20代から50代くらいの方もいらっしゃいました。

わたしが過去に通っていた就労移行支援では2,30代の方が多かったので少し珍しいタイプの就労移行支援だと思います。公式HPの年齢層を見ると下記の通りのグラフになっています。

LITALICOワークスのスタッフは？

若い男女のスタッフが迎えてくれました。スタッフも私服でフランクに話しかけてくれました。

わたしが見学させていただいたLITALICOワークスでは「精神保健福祉士」といった精神に関する資格を持った方はいらっしゃらないようでしたので、その点を気にされる方は見学際に確認したほうがいいです。（事業所によって異なるそうでした）

LITALICOワークスを見学してみてどう思った？

年齢層も幅広く、万人受けする雰囲気であるなと見学して思います。

ゆるい雰囲気なので「就労と同じ環境」を求める方には向いてないかもしれませんが、利用者と交流しながら自己理解を進めたいという人にはぴったりだと思います。

LITALICOワークス（リタリコワークス）がオススメな人・向いていない人

LITALICOワークスを見学をして見て感じた、向いてる人・向いてない人をまとめます。

LITALICOワークスは企業への就職に重点を置き、利用者と交流していきたい方にぴったりな就労移行支援となっています。

事務などで必要なITスキルは自分で身に着ける必要がありますが、障害特性の理解がまだの人、これから研究していきたい人は是非チェックしてみてください。

LITALICOワークス（リタリコワークス）の見学申込までの流れ

LITALICOワークスに実際に見学する流れを説明します。

※電話での申し込みもできるのですが、私が申込したときちょっと不機嫌そうな対応をされたことがあるので気にされる方はWEBから申し込んだ方がいいです。（たまたまかもしれませんが・・・）

「就職相談をする」というボタンをクリック！

（資料は見学した際にもらえるので1度の登録で済む見学がオススメです）

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見学のポイント

見学する際は事前に質問事項をメモしておきましょう。

例えば、私が見学したときはその事業所での就業実績、最近の就職先、年齢層、性別、どんな障害を持った方がいるか、スタッフの資格などを確認しました。

前日までに用意しておくと、後から聞いておけばよかったとならなくて済みますよ。

さいごに

今回は、LITALICOワークスの評判・口コミと実際に見学に行った感想を紹介しました。

利用者目線での感想を述べると、多くの企業への就労実績、ネットワークが存在することは大きなメリットです。就労移行支援に行って障害特性を理解しても、なかなか就職につなげれないことが多かったです。

もちろん、特定の障害専門の就労移行支援でも就労実績がとても高いところもあります。実際に利用するときは見学をして自分の目で確かめることが必要です。

LITALICOワークスのほかにも、実際に見学してオススメな就労移行支援をまとめているので是非ご覧ください。

就労移行支援によっては転職エージェントと提携しているところもありますが、転職エージェントは別に登録が可能なのでその点は気にしなくていいと思います。

≫【本音で選ぶ】厳選15選！就労移行支援おすすめランキング【どこがいい？】

就労移行支援を利用される方は、転職エージェントを確認しながら進めていきましょう！

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