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今の仕事が向いてない
ADHDだけど、どんな仕事が向いてるの?
この記事ではASD+ADHDの発達障害で、(一応)人事の経験を持つ筆者が、ADHDに向いている仕事とその求人の見つけ方について解説します。
細かなミスが発生しにくい仕事を選ぼう!
コミュニケーション能力の必要な職種はその人の性格によって相性が違うので、要検討。
※障害者雇用・障害者枠での就労は、「障害者手帳を所有している方のみ」が対象となっています。手帳を所有していない方は、一般枠の就労サービス・エージェントを利用しましょう。
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ADHDで仕事をやめたくなる理由
ADHDはその障害特性から、仕事へ支障が出る場合が多いです。
筆者も経験があるので、その経験を踏まえた話をしたいと思います。
衝動的にメールの返信をしてしまう
ミスをしてしまった場合や、突発的な出来事が起こった場合、つい衝動的に確認もせずメールを送ってしまって後悔することがあります。
特に事務系はメールでのやり取りが多いですので、余計にパニックを起こしてしまう可能性が高いです。
本当は一呼吸置ければいいんだけどね
そういったメール対応が煩雑になって大事にしてしまうのがADHDあるあるだと思います。
集中力が続かず、話が頭に入ってこない
人の話が頭に入ってこないことはありませんか?
私は集中力が欠けてて、長時間の会議は厳しいです。
ちょっとした小技を紹介すると、リモート会議の場合は意外と何とかなります。TeamsやZoomの機能として文字起こしの機能があるので、それを活用すると頭にすっと入ってきます。
一度試してみてくださいね。
スケジュール管理が難しい
スケジュール管理が難しく、遅刻や忘れ物が多いのもADHDの特徴です。
私がしている工夫は2つ。
忘れ物については、鞄にチェック表を入れておき、それを毎朝確認します。
遅刻については、スケジューラーを何分か置きに設定しておき、スケジュール表に朝・夜のtodoリストを作成して、それ通りにこなします。
それでも難しい時はあるけど、結構これで乗り切ります。
会社員に向いていないのは本当?
では実際、ADHDは会社員に向いていないのでしょうか?
私はそうは思いません。ADHDだから会社員に向いていないというより、コミュニケーション能力によると考えています。
まず前提としてお話しすると、私はコミュニケーション能力は皆無ですし、会社員ないし社会人にすら向いていません。誰かと話すのが苦手だからこうしたブログを書いているわけです。
ただ一方で、障害者雇用で働き、またライティングスキルを活かした副業もしています。
それはなぜか?
コミュニケーションを一切排除したからです。
障害者雇用で働いている職場では、ほぼ会話をしません。電話応対はしますがそれがコミュニケーションとは考えておらず、ただの作業と受け止めています。
副業はライターとして活動していますが、それも依頼はすべてチャットで行っています。
あくまで私の経験に基づき、個人差はあると思いますが、会社員として働くことが出来ない訳ではないです。(向いていないけど)
ADHDの天職とは?向いている仕事3選
ADHDの天職とはどのようなものでしょうか?
私も様々な職種を経験してきたので、それを基に紹介します。
人事
まずは事務職の一つ、人事です。
ただし人事の中でも採用がいいと思います。(逆に給与計算が多い労務管理は向いてないです。)
採用はどちらかというと、人との会話する場面が多く、書類の作成はそこまでありません。あったとしてもパワーポイントが多いです。
ですので、プレゼン・デザイン重視の資料作成が得意な人は比較的重宝されるでしょう。
プログラマー
一長一短がありますが、プログラマーもおすすめです。
理由の一つとして、ミスするとシステムが動かないという点が挙げられます。(まぁ場合によりますが)
細かい作業が苦手で、ミスが多い方には向いているかもしれません。未経験からプログラマーになるなら、まずは体験会などに参加してみるのがいいでしょう。
デザイナー・ライター
イラストの作成や文章が好きな方には、創作系の仕事が向いています。
その中でもライターは簡単に取り組むことが出来るので、まずはココナラやクラウドワークスで依頼を受けてみてください。
起業家・フリーランスについて
フリーランスに関していうと、まずは依頼を受けてみて独立できるかを確かめてみましょう。いきなり独立するのは正直勧めません。
というのも、かなり精神的にしんどいからです。あと依頼の受注も全て自分でするので結構大変な面も多いです。
そして起業家。これ本当に大変です。起業家ってアイデアマンだと思っていませんか?
実はというと税金・法律など細かな対応が多くて、ADHDに向いているとは到底思えません。
発達障害で起業家が多いというのは語弊があって、起業家が障害を発表する=目立つだけです。別に多くはありません。(というより会社員でADHDのほうが多い。)
その点は注意して考えてくださいね。
ADHDはどうやって転職先を探す?
ADHDの方が転職する場合、2つの選択肢があります。
クローズ・オープンの2つです。
オープンとは、障害をオープンにして就職することで、障害者手帳をお持ちの方であれば障害者雇用で就職することが出来ます。
一方で、クローズとは障害を隠して就職することで、配慮などは受けることが出来ません。
念のため注意点としてお話ししてくと、クローズで就職した後にオープンにすることはお勧めしません。実体験として「障害者雇用で採ってないので、配慮が出来ない」と言われたことがあるからです。
もちろんルール上は配慮を行う必要性がありますが、よほど親切な会社でもない限り難しいと思ってください。※辞めるように追いやる可能性もありますので、オープンにすることは勧めません。
この記事では、オープン就労でどのように求人を探すかについて記載していこうと思います。
障害者雇用転職エージェント
まず第一に検討すべきなのは、転職エージェントです。
ハローワークで求人を探す方法はありますが、大手や条件のいい求人を探すなら転職エージェントが望ましいです。
筆者も転職エージェントを活用して就職しました。
もしこれから転職エージェントを利用するならココ!というのは下記にまとめますので、是非ご覧ください。
※障害者雇用・障害者枠での就労は、「障害者手帳を所有している方のみ」が対象となっています。手帳を所有していない方は、一般枠の就労サービス・エージェントを利用しましょう。
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↓障害者手帳がない方向け
就労移行支援
「転職エージェントへの登録が断られた」
職歴が短い場合、そういう場面に出くわすことも多いです。
その場合は就労移行支援経由での就職が望ましいでしょう。
就労移行支援は、障害を持つ方が就職に向けた訓練を行う学校のようなものです。
事業所によってプログラム内容が異なるので、IT・英語・会計等自分の望む就職先に向けた事業所へ行きましょう。
【体験談】ASDの筆者が選ぶ!発達障害特化の就労移行支援を紹介ADHDの天職とは:まとめ
今回は、ADHDの天職とは何か、その求人を探す方法を紹介しました。
ここに記載されていない職業で、ADHDと相性の良いものもあります。正直な話、どの職業が合っているかは体験してみないとわかりません。
就労移行支援を通して、様々な職種を体験できるので、そうした訓練をするほうが定着率が上がるかもしれません。
≫【本音で選ぶ】厳選15選!就労移行支援おすすめランキング【どこがいい?】プログラミングもライティングも、体験を通してまずは自分に合っているか見極め、その後に就職するのがベストです。まずは経験してみましょう。
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就労移行支援の比較
就労実績 | 定着率 | 事業所数 | 対応エリア | 対象障害 | |
---|---|---|---|---|---|
LITALICOワークス | 累計就職者数10,000名以上 | 90% | 110か所以上 | 北海道 / 仙台 / 栃木 / 埼玉 / 千葉 / 神奈川 / 東京 / 静岡 / 愛知 / 京都 / 大阪 / 兵庫 / 岡山 / 広島 / 福岡 / 宮崎 / 沖縄 | 精神・発達・知的・身体・難病 |
Kaien | 累計就職者数1,400名以上 | 94.9% | 14か所 | 東京 / 神奈川県 / 埼玉 / 大阪 | 発達 |
ミラトレ | 就職率85% | 90% | 14か所 | 東京 / 神奈川県 / 千葉 / 埼玉 / 大阪 / 兵庫 / 愛知 | 精神・発達・知的・身体・指定難病 |
atGPジョブトレ | 1事業所当たり24名(年間) | 91.4% | 7か所 | 秋葉原 / 大手町 /お茶の水/ 横浜 / 梅田 | うつ症状・発達・統合失調症・聴覚障害・難病 |
ココルポート | 累計就職者数2,400名以上 | 88.2% | 60か所以上 | 東京 / 神奈川県 / 千葉 / 埼玉 / 福岡 | 精神・発達・知的・身体・指定難病 |
welbe ウェルビー | 累計就職者数5,032名以上 | 89% | 97か所以上 | 東京 / 神奈川 / 千葉 / 埼玉 / 高崎 / 宇都宮 / 静岡 / 愛知 / 大阪 / 京都 / 兵庫 / 岡山 / 広島 / 松山 / 福岡 / 熊本 / 鹿児島 / 札幌 / 仙台 / 新潟 | 精神・発達・知的・身体・指定難病 |
d-career ディーキャリア | 非公開 | 93.4% | 70か所以上 | 東京 / 神奈川県 / 千葉 / 埼玉 / 大阪 / 愛知 / 福岡 | 発達 |
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当サイトの参考リンク
就労移行支援・就労定着支援に係る報酬・基準について:厚生労働省
障害者の雇用支援:高齢・障害・求職者雇用支援機構
障害者雇用の現状:文部科学省
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